大山の家

「O邸 進捗」

ブログの更新も、このところの出張や打ち合わせ等が重なり、滞っておりました。お詫び申し上げます。

弘前W邸の着工前の調査や、他県への打ち合わせの帰りにO邸にも顔を出す。大工とは、細かな造作材の加工に入っていたので随時打ち合わせていた事もあり、現場も予定通り進んでいて安堵した。

外壁張り

外壁張り

現在、外壁張りと内部の下地組、2階は徐々にボード張りに入る処まで来ている。階高(かいだか:建物の高さ)を低く抑えるように、矩計(かなばかり:高さの詳細寸法)を抑えたかったが、天井をフラットにして、天井裏に換気装置を組み込む意向の為に、若干高さを上げたのだが、それでもプロポーションも違和感なく見えた。羽目板など仕上がってくるにつれ、外観は完成を見る。

赤松登り梁

赤松登り梁

毎日現場には行けていないが、施主も現場に顔を出しながら、ご自分方の家造りを楽しまれていると聞く。これは何より嬉しい事だ。そんな中にも、現場にて施主の意向と違うようになっていたりと、不手際も見られた。これは伏してお詫びしなければならない。多様な人間が関わる建設現場。安全面も大事であるが、末端までの意志疎通の重要性を噛み締める。

(設計:黒坂)