大山の家

「整地」

弘前W邸の進捗を。

既存の建物を解体し、整地が完了した。既存の建物が建っていた事で、正確な地形(じがた)の測量が出来ていなかった事もあり、今週中にそれを行う段取りだ。ついでに地縄(じなわ)と言って、地面に杭とロープで建物の外郭を出す。それで、最終的な位置確認をして頂く事になる。建築確認申請図面も、その敷地関係の図面を残すのみで、後は準備出来ている。

解体整地

解体整地

先日、施主ご夫婦と解体整地後の現場で打ち合わせたが、既存の建物が無くなった事で「広いね~」と喜ばれていた。長方形の南北に長い縦長の敷地で、東西は目一杯に建つ事になるのだが、それでも敷地南側には余裕が出来る。

整地

整地

地盤調査、地鎮祭、先行させる外構工事など、住宅部の着工はまだ少し先であるが、ようやく端緒に着いた。ここまで4年に及ぶ歳月、私自身も感慨深い。

(設計:黒坂)