大山の家

「技が支える木の住まい」夕景

八戸市田向(たむかい)の「技が支える木の住まい」先日、二日に渡り完成写真を撮った。朝日の姿、昼の様子、そして夕景とそれぞれに表情を見せる。

夕暮れの外観

夕暮れの外観

日中の様子は、これまでの記事をご覧いただくとして、夕景の表情を紹介したい。真っ暗の中の室内だと詰らないので夕暮れ直後の夕景だ。この時間帯でしか撮れない写真、内部の照明に浮かぶ室内と、まだ外の明るさで外壁の色が分かる。

アプローチ

アプローチ

日暮れに合わせ外観写真を撮るこの時間が本当に好きだ。三脚にカメラを据え、脚立に腰掛ける。1時間程の間に露出と測光ポイントを変えながら、ゆっくりと枚数を重ねる。この時間帯の写真からは家の持つ温かさ、包容力と言ったものを感じる。

ダイニングからリビングを

ダイニングからリビングを

この時期、梅雨の最中であるが、こういった写真は9月下旬からの秋の時期に撮ると、本当に綺麗なものとなる。空気中の水蒸気量が少なくなるので、ファインダー越しでも澄んだ空気を感じる。その時には、また紹介したい。

(設計:黒坂)