八戸市田向(たむかい)の「技が支える木の住まい」完成見学会に先立って、6月21日にメディア関係者への内覧会を行った。
一様に感嘆の声。そして何より自然と笑顔になるのが不思議だ。細かな所は後回しにしても、兎に角良い家、それに尽きるとそんなお声も頂いた。携わった者として、これ以上嬉しい言葉はない。遠くは東京より新幹線で訪れて下さった。来た甲斐があったと、熱く語っておられた。思うことは、木の建築はそれ程人間に近い所にあるのだろうと言う事。望まれている事なのだと言うことだろうか。
木の現場の現状、また日本各地での木造建築の現状。熱く語られるその言葉を熱心にメモとりながらの、インタビュー。記者として以前に、日本人としての住まいの希求を垣間見たような気がする。
6月27日(土)と28日(日)の二日間、完成見学会を催します。八戸ショールーム、八戸ニュータウン展示場、そしてこの田向の木の住まいの3か所。景品も用意しながらのイベント開催です。新聞とこのHPをチェックして頂きたいと思います。
(設計:黒坂)