京都の桜は既に散ってしまったようです。
大徳寺の餘慶庵も屋根に銅板が葺かれるまで工事が進んできました。
5月の末には工事を終わらせなければならないため現場は日々時間との戦いです。
工期は厳しいですが、変な仕事は出来ません。職人一人一人が日々真剣に建築と向き合っています。
板金屋の仕事も丁寧で熟練した職人の技が垣間見れます。
当初の銅板葺きの幅を変更し、細く葺くことにした。建物の造形が素晴らしくたったと思います。このように建物は少し変えるだけで良くも悪くもなります。それは、設計者の熟練した経験とセンスが求められる感覚なのだと思いました。是非、このような所を勉強していきたいものです。