大山の家

技が支える木の住まい「電気設備」

八戸市田向の木の住まい、電気設備工事の紹介を。

この現場の電気工事は、佐々木電気工事が担当している。八戸市内でのオール電化住宅の施工実績は一番である。八戸市内における当社の電化住宅の殆どを担当してもらっている。八戸では電化住宅の新聞広告上で、よく見かけている事と思う。

配電盤

配電盤

現代の生活では欠かす事のない電気。普段の生活もそうだが、施工過程でも電気は欠かせない。仮設電気から本設の電気設備、今回はソーラー発電システムまでを担当していただいた。暖房は蓄熱暖房機だ。設備面は殊更一般的なものを、という要求に合わせた。安い深夜電力で蓄熱し、日中はその蓄えた熱を放出する。シンプルな構造であるから、故障も殆ど無い。

蓄熱暖房機

蓄熱暖房機

照明も良く見せるためには、間接照明を多用し、器具も相当のモノを設置する事となろう。予算とのせめぎ合いだ。今回は「見せ場」を重要とし、慎重に器具を選んだ。打合せ当初、リビングの照明計画をどういくかで、案が見事に二分した。吹抜け天井部の照明計画の事であったが、これは見学会でご覧頂きたい。

リビング吹抜けの間接照明

リビング吹抜けの間接照明

こういった木組みを用いる建築では天井空間が狭く、梁も大きな断面で組まれるので、配線ルートや器具位置の確保に困難を極める。決して表に出る事のない、こういった設備職人がいるお陰で、快適な暮らしが手に入る事を忘れてはならない。我々にとっても大切なパートナーだ。

(設計:黒坂)