大山の家

五戸の家ver6

当社では、当社の社長が理事長を務めるNPO法人あおもりの木で地域を支える「伝統と技術」の会を立ち上げています。

青森県三八地域県民局から委託事業を受け三八地域材の活用方法について定期的に現場見学や県外から講師をお招きして講演会を行っています。

イベント情報で告知させて頂いていますが、今月の26日(土)に勉強会が開催される予定です。2部構成として1部では、このブログでもお伝えしている五戸の家の見学を行う予定です。

26日に向け、外構工事が盛んに行われています。

中門には、屋根に銅版が葺かれていました。

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銅版を葺く邸宅は少なく、職人の数も減少傾向にある中、この様に仕事が出来る人たちは、本当に貴重な存在です。

屋根の面積自体は、小さいもののこの屋根を全て葺くには、1人で3日程かかってしまいます。

この銅版が、空気に触れ酸化し落ち着きある緑深い色へと変化します。

車庫の前には、「ぴんころ」と言う石が敷き詰められています。

これは、1日2㎡程しか工事が進んでいかない為、地道な作業ですが、この仕事を綺麗に納めれる職人も少なくなってしまいました。

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庭師は、石を切断し中門の下端へ石を敷き詰めていました。綺麗に敷き詰められた石には職人の魂が宿ります。

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表門は、前回紹介した際には棟上げがされていましたが、軒が施工されだんだんとその姿を覗かせています。

DSCF3633 DSCF3634 DSCF3641 26日には、職人が創った住宅をお披露目出来ると思いますので、多くの方のご参加お待ちしております。