大山の家

謹賀新年

明けましておめでとう御座います。

本年も変わらぬ御贔屓の程、宜しくお願い致します。

旧年中は、青森県より当社の展示場がコンテストで受賞したり、職人が国の卓越技能者を拝領する等、大変実りある一年で御座いました。

今年も木にこだわり、職人の技を守り、家造りに真摯に取り組んで参りたいと考えております。

練馬S邸

練馬S邸

2010年、練馬で施工させて頂きました御邸宅が埼玉建築文化賞最優秀賞を受賞致しました。この御邸宅の設計は、暮らし十職一級建築士事務所の前田伸治先生が行いました。御施主様は、2世帯でお住まいになっており、上手く間取りがとられお互いを干渉しない空間を作り上げています。また、庭の樹齢100年以上の桜の木が庭にあり、その木を活かした建物となっています。

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勿論、材料は青森県の木を使い当社の職人が東京の地で作り上げました。

是非、審査講評も読んでい頂ければ幸いです。

本年も大山建工を宜しくお願い致します。

 

大山慎司

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<審査講評> 良好な住宅地に建つ2世帯住宅は、老桜を含む豊かな庭を囲むように配置され、東京都でありながら四季折々の自然を感じられる住環境にある。 常に外部を意識した木の家は、施主の思いを建物の随所に、設計者と施工者がこだわり造り上げたものとなっている。 大きく跳ね出た軒先に大きな開口部といったパッシブなデザインは省エネルギーに配慮され、家族が集う家族室は書院をあつらえた純和風のたたずまいに、太鼓梁を使用した小屋組みに、化粧屋根裏天井や和室→雨戸→回廊→外部といった空間構成、玄関ホールには竿縁天井、化粧垂木に透かし階段、吹抜け格子や書院障子を施すなど、新築ながら昔の文化を感じる温かみのある建物となっている。