11月も末となり、八戸の地にも初雪が舞い降りた。厳しい冬が始まった。
先日、青森県と大山建工が「青森県森林(もり)づくり協定」を締結した。
「青森県森林(もり)づくり協定」を聞きなれない方もいると思うため、簡易的に説明すると、青森県が保有している森林を企業に委託し、整備・管理を行うものだ。
青森県でこの協定を締結している企業は、18社。そのうち、青森県内の地元の工務店は、当社が第一号となる。また、通年では、5年間の管理だが、当社は10年間の管理と言う事で、今までの中で最長の管理期間となった。
当社の企業理念の中に「地域に根づいた家づくり」がある。
地域の木を使い、地元の職人が手掛ける。それこそが当社の理念であり、後世に伝えていかなければならないことだ。
県外へ青森の木を持って行くと、「こんなに綺麗な木があるんですか。」と、施主より驚きの声を頂く。それほど、青森の木は、他県に負けない魅力を持っている。
この当社の働きが他の工務店をも巻き込み、林業の発展、職人育成への飛躍へ繋がれば幸いである。
(大山 慎司)