今年、八戸の地では珍しく雪が少ないため各現場、順調に工事が進んでおります。
毎年、2月3月は纏まった雪が降り除雪などで忙しくなるのですが、その点は非常に助かっている今日この頃です。また、街では春を呼ぶえんぶりが開催され、多くの観光客によって賑わっております。
八戸の中心地から20分ほど車を走らせると、五戸町と言う町へつきます。この町で今一軒の家が建てられています。外観は、まだネットで覆われていますが、瓦と銅版が屋根に葺かれ、地域の木材をふんだんに使用した建物は堂々とした姿で周りの方々から注目を浴びております。
現場に伺うと丁度、天井を張っていました。南部の地で取れた赤松の大きな梁と綺麗な木目が表現された天井は、完成が待ち遠しくなります。
また、外壁を左官職人が仕上げていました。
完成は春以降になりますが、県内でも注目を浴びる建物になる事は間違いありません。
難しい物件に取り組む、職人たちの目が活き活きとしていたのが印象的でした。
(大山 慎司)