今年も当社のカレンダーが完成しました。
当社が施工させて頂いた建築を載せていますが、写真を観ると北は青森から南は九州 福岡までと全国各地で施工させて頂いた建物が顔を揃えています。
カレンダーをめくるごとに御施主さんの顔が思い浮かび、アルバムを見ている様です。
本日は、今年のカレンダーに載せさせて頂いた写真を紹介します。
表紙 東京I邸 設計:前田伸治氏 棟梁:鳥谷部諭
東京都府中市に完成した住宅です。山に入って木を集めるところからスタートし、一年の歳月を経て完成しました。
広く張り出した濡縁には栗の木を張り、柱には杉、登り梁には赤松の八角削りを使っています。
1・2月 福岡県 料亭 嵯峨野 設計:前田伸治氏 担当棟梁:中里政義
当社が福岡で手掛けさせて頂いた建築の一枚です。青森から材料を運び、青森の大工が魂を込めて作りました。
二畳上段十畳敷き、京都不審庵に残る残月亭の写しです。豊臣秀吉が上段の床柱にもたれて、名残の月を眺めたことによるとされています。
3・4月 仙台市 邸 担当棟梁:豊川清治
仙台の地で手掛けさせていただきました。屋根に瓦を葺いた重厚な和風建築。梅の香漂う和庭にも合う当社得意の建築でもあります。
5・6月 青森県(三戸町)I邸 担当棟梁:赤坂伊佐男
広葉樹の森を背景に建つコロニアルスタイルの住宅。
ガーデニング好きな奥様のライフスタイルと立地条件に合った住宅を作ることが出来ました。
7・8月 青森県(三沢市)S邸 担当棟梁:中里政義
十数年前に親御さんの住宅を建築させて頂き、その御子息の家になります。親子二代の家を請け負わさせて頂きました。家族の気配を気配を感じられるように配慮した室レイアウト。ウッドデッキを介して庭へと繋がり、屋外空間も積極的に室内に取り込んでいます。内装には、ヒバ板を貼り、階段には欅を使いました。
9・10月 青森県(八戸市) M邸 担当棟梁:前田容伴
三層の低く張り出した軒を持つ住宅。外観からは想像出来ない大きな吹抜空間を持ち、杉の八角削りの梁で大空間を支えています。床板や枠材、仕上げの板材はすべて青森県産材。10畳の和室と縁側も備えています
11・12月 岩手県(盛岡市) K邸 設計:前田伸治氏 担当棟梁:豊川清治
当社の展示場をご覧頂き、盛岡で建てさせて頂いた住宅です。赤松の床板、杉の柱。写真を観ているだけで木の香りが感じられます。狭小間口の敷地に建っているとは思えない大きな窓から観る風景は、四季を身近に感じる事が出来ます。
当社のカレンダー如何でしたか。。。。。
来年も素晴らしい建築を残せる様、社員一同頑張ってまいります。
今後も変わらぬ御贔屓の程、宜しくお願い致します。
カレンダー御入り用の方は、ショールームまでお越し下さいませ。
(大山慎司)