やっと青森でも気温が上がり始め、田んぼでは田植えをする光景が見られる様になりました。
少し前の話になりますが、当社が八戸市南部会館内に施工しました四阿(あずまや)にて
春の茶会が催されました。
市に寄贈された四阿(あずまや)で、多くの方々が春の茶会を楽しんでおられる姿を拝見し
作り手としては感無量の思いで、参加させて頂きました。
背面一面が竹に囲まれ、庭に開いた四阿でお茶を頂きますと
南部会館内の庭園が一望出来る様になっております。
栗の六角なぐりの梁が十字に掛かっており、それを杉磨丸太の桁で持たせています。
細く丸い木は、角材よりも納め方が難しく、こういう処に大工の技量が試されます。
茶会に参加させて頂きまして、こうして少しでも地域に貢献出来るよう、今後も努力して参りたいと
心新たにしております。
(大山慎司)