気温が安定せず、暖かったり寒くなったりとする今日この頃です。
そんな中、千葉からお客様が木材検査の為、当社加工場まで足を運んで下さいました。
前回、ブログでも紹介致しましたが、千葉で今年6月末より住宅を施工するため
現在加工場で木の加工を行っています。

京都より取り寄せた北山杉磨き丸太
木材検査のために、京都で厳選した丸太が置かれていました。
これでもごく一部の材料です。それと青森産の木材達。
聞けば、この建築のために奔走したおかげで、良い木材が集まったとの事。
大きな梁に加工された木材が、並べられておりました。

長さ6間(10.9m)の桁に使う磨き丸太

地組(じぐみ)された梁
今回現場を指揮するのは、当社の一番棟梁の中里政義。
福岡で料亭「嵯峨野」を建築した際にも指揮をとった大工です。
前田先生も信頼を寄せてくれる棟梁であります。

図面を見る中里棟梁
今回の設計は、弘前の物件でもお世話になっている
暮らし十職一級建築士事務所の前田伸治先生です。

木材検査の状況
ずらっと並んだ柱は、木目が本当に綺麗で、時が経つのを忘れ見惚れてしまいました。

杉の柱材
この木たちが、千葉の地でどんな建築となり、その表情を見せてくれるのか、とても楽しみです。

柾目がとても綺麗です
(大山慎司)