久し振りに東京S邸を。
建築部の大山が上京した際に寄らせて頂き、待望の桜満開の写真を撮ってきましたので、ご紹介します。
一昨年、昨年と開花の頃を逃していたので、当社としても待望であった桜の写真。併せて木の色も落ち着き、建築と庭が一体となったかの様な空間を作っている。何とも心地の良い空間と感じる。
この和室には、現代住宅では欠かせないアルミサッシが入っていない。建具は木で作ったものだ。この冬の様な寒い時は、隙間風による冷気で室温も逃げてしまうが、ここにアルミサッシが入っていては、この空間は成り立たない。北国では出来ない事であるのだが、何とも羨ましい。窓を全部開け放し、庭と一体の時間を楽しむ。季節を感じ自然を感じる事が、人に付与するものは大きいと思う。
特に寒い冬だった今年だけに、この花の季節、桜の頃は待望であった。東北の桜は、毎年5月の連休に咲くが、今年の開花予想も丁度重なっている。盛岡での完成見学会も開催する。昨年の分まで、賑やかな連休となりそうである。
(黒坂)