去る1月18日（水）、八戸ポータルミュージアム「はっち」において、表題の研究会に参加させて頂きました。当社で施工した数寄屋建築を紹介しながら、青森県産の木材でも、これだけの建築が作れる事を紹介。社長大山が、木材のカットサンプルを手に、木の目の使い方や合わせ方、板目、柾目の使い分けやメンの取り方など、これまで培ってきたものの一部を紹介しておりました。

県の要職にあられる方も、ふらりと個人でお出でになり「青森県の地元の木で、これ程までに見事な建築が作れる事を初めて拝見し、大変に感動しております」と挨拶いただきました。まだまだ数寄屋技術も未熟ではありますが、培ってきたもの、愚直に地元の木にこだわってきた事への、最高のお褒めを頂戴したと思っております。

続き本日は同会場でセミナーが開催され、林業の実情と展望、木材の様々についての講演を聞き、何れも盛況の中のセミナーでありました。厳しい景況感の中、生きるためには待ってるだけでは駄目で、自らの行動と社会状況の情報収集の大切さなど、これからの方途を探る意味でも、心新たにする思いで拝聴しておりました。

（黒坂）