3日後無事に材料が到着し、いよいよ現場(九州)での作業がスタートしました。
元請けの㈱淺沼組九州支店の岩切所長との打合せで、当社では「残月の間・四畳半」を担当し、「大広間・15畳と12.5畳の広間・椅子席・その他・外回り」は地元の協力業者である平松装備㈱さんに担当して頂く事に決まり、当社から先ずは中里棟梁以下5名の大工を送りこみ、後半でさらに2名追加し計7名に成り、平松装備㈱さんからは20名前後の大工さんに入って頂き、総勢30名前後の大工衆を当社の中里棟梁が取りまとめて作業を進めていく事になりました。
まずは、刃物(鉋・ノミ等)類の研ぎです。この作業の出来不出来により、木肌の仕上がり(艶・照り等)に大きな違いが出て来ますので、地味ですが大変重要な下地作業になります。
写真に写っているのは当社の若手大工の細越君です。
彼は明るくポジティブで、でも一寸おっちょこちょいな処があり、憎めない性格で、中里棟梁の補佐をし、九州の大工衆と我が青森の大工衆との間を、上手くコミニュケーションを取ってくれました。(将来が楽しみな若手大工の一人です)
(建築:大山聡)