大山の家

クライアントとの縁

八戸市田向に建築中の木組の家、ここでクライアントの思いをご紹介したい。方々の住宅展示場を見学された中で、当社の八戸ニュータウン展示場に強く惚れ込まれたという。「木の家に住みたい」それは只、木をふんだんに使った家というのではなく、「上質な木の空間が欲しい。」そんな思いだったそうである。それで当社へのお声掛けとなった。

木の家を造る。「折角造るのだから、お客様にも見て頂いて構いませんよ」と、着工当初より快くおっしゃっていた。施工者として、こんな嬉しい事はない。普通は自分の住む家を見せる事には抵抗があるもの、工事に携わる者の思いを受け留めていただけたから、と感じている。感謝の念に絶えない。この場を借りて、厚く感謝申し上げる次第である。

夕日に現われる、木組の家

夕日に現われる、木組の家

この地で、 この建物が担おうとしている木の建築の何たるか。我々も相当の思いをここに傾けている。それを理解して頂けるクライアントの心。是非、これを機会にご覧頂きたい。本物の木造建築を感じて欲しい、そう願って止まない。

(設計:黒坂)